Ceylon Teaのグレード
    (等級区分



 

スリランカ紅茶教室 NO5
 

 茶葉にはその大きさや形により等級に分けられています。
現在扱われているグレードが幾つあるのかはっきりとは解りません。
ティーオークションにかけられているグレードだけでも27種類ありました。


 グレード(等級区分)
品質が高いか低いかを意味するのではなく、その形や大きさの違いです。
葉っぱはそのままの形状で乾燥させると、2〜4cm位になります。
ふるいわけ機に掛け葉を適切な大きさにふるい分けます。


Orthodox tea  オーソドックス 茶殻に茶の葉の形が残っている品物
 FOP フラワリー   芽の部分を多く入っているね香織の良いもの
 OP  オレンジペコー 7〜12mmの細長い外観があり
心地よい渋味、よい香り、生き生きとした水色を持つ
  FBOP  フラワリー・ブロークン・オレンジペコ  BOPの中にティップ(新芽の部分)が多く入っている
 BOP  ブロークン・オレンジペコー  ポットに入れて抽出して飲むための標準サイズ
葉っぱをふるいにかけ2〜3mmの形状に揃えられたもの。
ハイグロウンで多く作られる主力品。
透き通るような透明感があり味はまろやか。
BOPF   ブロークン・オレンジペコー・ファニングス BOPサイズより一回り小さいサイズ良くよれて絞まっており粒状になる。
抽出力の良さで高級ティーバック用に用いられる
味が強くコクがある、ミルクティに最適
 BPS ブロークン・ペコー・スーチョン   チップの部分が少なく、ブレンド用に利用される事が多い
 PEKOE  ペコー  BOPより大きめ、太くて短め
コクがあり、深みの味がある
 F    ファニングス BOPをふるいにかけた時、下に落ちる小さい葉。
水色は濃く、コクのある渋みも出てくる。
  D1  ダスト・ワン ふるいにかけた時、いちばん小さな網目の下に落ちた葉、パウダーのように細かい
水色は黒っぽく重い味がする、ミルクティーに最適
主にティバッグに用いられる高級品である。


上記の他OPA、OP1、BOP1、BOP1A、BP、BM、BF、 D1、D2から、FBOP、 FBOPFsp (現地では「エフエフスペシャル」と呼ばれる高級品)、等等、細かく分けられていますが 私たちは余り目にすることがありませんので省きました。


1. 美味しい紅茶の条件  2. 成分と薬用効果  3. スリランカの紅茶  4. Ceylon Teaの歴史
5.  等級区分  6. ジェームステーラー  7. ポリフェノール  8. 茶の木
9. 茶の起源  10.紅茶製造   11.カフェイン